直径6センチほどの、小さな蝋燭〈海の辺〉。
手のひらにすっと収まるサイズで、箱に納めてお届けします。
表面には、一つ一つ異なる不規則な模様が刻まれています。
指先でなぞると、角のない凹凸がやさしく、思わず何度も触れてしまうような感触です。
整いすぎないその表情は、自然の中で削られ、かたちづくられたものを思わせます。
灯しはじめは、炎の動きによって蝋垂れが起こることもあります。
また、うまく火が内側に沈んでいったときには、蝋全体がやわらかく透け、
静かな光が周囲に広がります。
その日の灯し方や時間によって、表情が少しずつ変わるのも、この蝋燭の持ち味です。
〈海の辺〉は、タヒチの海岸を歩いているときの記憶から生まれました。
足元に目を落とした先で、ふと見つけたサンゴのかけら。
誰に見せるわけでもないけれど、そっとポケットに入れて持ち帰りたくなるような、
小さな宝物に出会ったときの気持ちを重ねています。
何かを特別にするためではなく、
音の少ない時間を過ごしたいときや、気持ちを静かに整えたいときに。
〈海の辺〉は、そっと寄り添うように灯る蝋燭です。
※ひとつひとつ手仕事でお作りしているため、表面の模様や灯りの表情には個体差があります。あらかじめご了承ください。
〈素材〉パームワックス